着物リメイクブログ@「人は2度死ぬ」…想い出の着物のリメイクの意義

今日は酒袋に関してリメイクのご相談を受けました。
酒袋とは…
『酒袋は、手織木綿(木綿の大糸を荒めに織ったもの)で出来ている長方形の袋で、
古くからお酒を搾る時に「もろみ」を入れて使用されてきました。
この酒袋を長く使用するためにはお酒を搾った後(酒造り終了後の夏場)に、
柿渋を塗り保管していかなければなりません。
こうして使っていくうちに、柿渋とお酒(アルコール)が微妙に反応して深み
のある酒袋独特の色合いをだしていきます。(破れを縫った縫目もアクセントです。)
 現在では、自動圧搾機が普及しお酒を搾るのも機械化されましたので
酒袋はあまり使われなくなりました…』(出典/佐賀県酒造協同組合HPより)
上の説明の「柿渋を塗り…」が曲者で中には生地が厚い革のようになっている品もあり、
現物を見ないと着物リメイクに対応して用意しているミシン(工業用)でも、
大苦戦する事があります。ですのでこの酒袋のリメイクに関しては
ケースバイケースという事で対応させて頂いています。
酒袋を着物リメイク屋として取り上げるにあたって特筆すべきは「ムカデ縫い(継ぎ)」。
この味わいがある事が酒袋の素材としての価値を上げていると思います。
素材としては非常に味わいのある酒袋ですが作り手としては
ミシンなども含めて準備のいる古布の一つだと思います。
(担当:小玉も好きな素材の一つです。)
さて、今日はカナタツ商店初の海外から頂いたご感想メールをご紹介します。
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エアメールが届いたのは中国からでしたが
着物リメイク商品を納品させて頂いたのは年末の愛媛でした。
その後わざわざ中国から手紙を頂いて私達も大変感激しました。
そして文面からも胸が熱くなりました。
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多忙な年末でタイトな納期でしたが、
私達はこの仕事をさせて頂いて本当に良かったと思います。
私達を選んでくださったお客様に心から感謝いたします。
以下、昨年の7月18日に当ブログで綴った
私の着物リメイクへの想いを再度引用して当ブログを終えます。
『…多くの着物リメイクをご依頼されるお客さま方の動機を突き詰めると
根底にあるものは「愛」だと思います。
「着物リメイク=愛」というのはいささか乱暴かもしれませんが
間違いなくほとんどのお客様はその動機の根本にはご家族への大きな想いがあります。
最近ご相談が多い法事系の着物リメイクを例に挙げれば肉親がいなくなった事を整理し、
想いを繋げるための儀式的な過程としての着物リメイクというご相談が多い様に感じます。
着物リメイクを生業とする私が大事にしている言葉に
「人は2度死ぬ」という言葉があります。
一度目の死は物理的で肉体的な死。
二度目の死は社会的な死。
誰もその人の事を知らなくなった時、
思い出さなくなった時
人々の記憶からいなくなった時です。
法事などのが関連した「着物リメイク」の目的は一度目の死を受け入れる為、
そして二度目の死は決して受け入れない為のお手伝いが
普段使いのアイテムへのリメイク
ではないかと、私は勝手に解釈しています。
表層的な着物リメイクと同時に
着物リメイクという行為の向こう側にある
「なぜその着物をリメイクしたいと思うのか…」という
本質的な自分の想いを見つめ直すと、
その気持ちはとっても優しくあたたかいと気付いて頂けると思います。
そのお客様の想いの深さを着物リメイクに携わる私達は
真正面から受け止める覚悟を持つこと。
それがこの着物リメイク業界のプロフェッショナルたる第一歩だと私は考えています。』

さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!

着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年1月20日
着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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