着物リメイクブログ@着物リメイクで洋服を作る時必ず押さえる最初のポイント

昨日綴った唐草模様のお話の続き…
昨日唐草の源流にはエジプトの睡蓮の柄があり、
それがギリシャで古代オリエントの柄と融合した所まで綴りました。
それがシルクロードに乗り徐々にインド方面に伝来するのですが、
唐草の源流にある睡蓮…蓮と言えば「仏教」に繋がってきます。
ハスの柄は仏教美術のいたるところで見ることが出来ますし、
仏教に取り込まれた事で仏教の伝来とともに東に広がりを見せます。
「唐草模様」は仏教に取り込まれたことで
中国、朝鮮半島で仏教の広がりとともに、その文化に深く根ざします。
日本には飛鳥時代ごろに仏教の伝来とセットで伝来するのです。
ここで昨日の最初の質問…
「唐草」の植物は??
何処の時代を切り取るかでアンサーは異なるのですが
(私は睡蓮×棕櫚のハイブリッドだと思っていますが…)
様々な文化を取り込みながら変化をし、
その柄にはシルクロードの痕跡を確かに感じることが出来ます。
最近は自分の得てきた知識をブログに綴る様にしていますが、
それぞれの柄を深堀りしてみると奥深いですね。。。
さて、今日は着物リメイクのベストの製作実例をご紹介します。
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今日のブログは写真が上手くないのですが…orz
着物生地でリメイクする場合、
デザイン以前に理解しておくことは
『着物生地にはストレッチが全くない』という事です。
単純に考えてみて…
タイトなスキニーパンツは
着物リメイクに向くでしょうか。不向きでしょうか。
スキニーパンツはストレッチのない着物生地には不向きですし、
またタンスに眠ったままの着物生地の場合、
生地自体の劣化も考えられるのでボトム自体リメイクに慎重にするべきです。
逆にAラインのチュニックなどはどうでしょうか。
体系を選ばないようなゆったりとしたチュニックは
着物リメイクに向くアイテムだといえると思います。
本日ご紹介しているベストも着物リメイクに向くアイテムと言えると思います。
手芸屋さんや大型書店に行けば洋服の型紙は沢山あります。
しかしながら着物リメイクに向くか否かは
着物の生地の特徴を理解したうえで決める必要があります。
『ストレッチが無い』
『古い着物生地は生地そのものが劣化していることがある』
着物リメイクをする際はこの2つの要素は是非加味してください
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着物リメイクをお考えの方にアドバイス!

着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年2月4日
着物リメイクのお店カナタツ商店

「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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