着物リメイクブログ@いきなり声をかけられるとオドオドする着物リメイク屋の話

先日某展示会でぼんやりと立っている時の出来事…
「カナタツ商店さんですよね?」
いきなり声をかけられました。
私の対人能力の低さを露呈する必殺技…「泳ぐ視点」+「アワアワ」で
「ど、どうして私の事、し、知っているんですかっ??」
といきなり知らない方に声をかけられて逆質問をすると、
「ネット使う同業者で知らない人いないですよ。
アイデアの参考にブログ見てますし、おたく有名ですもん。」のとっても嬉しい答え。
失礼ながら私は先方の方を存じ上げなかったのですが
百貨店催事を主戦場にされた着物リメイク作家の先生で、
お話してみると共通項が多くてすっかり仲良くなって情報交換をしました。
最近は同業者(その周辺の業界人)から声をかけて頂いたりすることが
本当に増えてこの傾向は大変うれしく思っています。
当ブログには着物リメイクの流れにおいて例えば昨日の記事(先生の教え)のように
縦の流れや繋がり(時間の流れ/先人や先輩から継承する事)
に関してはよくその大切さを説きますが、
同時に横の広がり(広域的なネットワーク作り)も大事だな…と最近とても思います。
独立後ネット専業になってからは百貨店催事で全国を回っていた時に
知り合った方以上の同業者の人脈の上積みが無いので…orz
ネットでの他の方の情報発信などを見ると「この作り手さん共感できる」という人や、
「この人の発想凄い!」と思う人が時々います。
(ネットでの販売は百貨店催事などと異なり審査は全く無いので玉石混交で
 逆に「洋裁習った事ないな」や「着物の事詳しくないな」と思う同業者もいますが…)
当ブログを読んで仲良くできる同業種・異業種の人いつでもメールくださいね(笑)
もちろん着物リメイクをお考えの方も気軽にメールください。
さて、今日は帯のリメイクの製作実例(長財布)関してまとめます。
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帯をお預けくださったお客様のリメイクのご希望は長財布でした。

帯をリメイクする場合は大前提として
帯の状態を十分に把握して制作を進める必要があるのですが、
今日は帯の経年劣化の見極めに関する記述は一旦横に置いて、
カナタツ商店の帯リメイクの長財布や他のリメイク商品の作り方をご紹介します。
今回はお客様の柄取りの明確なご要望が合ったので
私達はお客様のご要望に基づいて2種類のデザインをご提案しました。
(柄取りはお任せでも構いません。ご要望に応じています)
私達の描くデザイン画は簡素で大変イラスト的で判りやすいものですので
洋裁の事が判らない、着物リメイクの事が判らない、
というお客様も直観的にご覧いただけると思います。
私自身は帯リメイクを進める際に判りやすく進めて
お客様のご要望を最大限落とし込めるように、
お客様がご要望を伝えやすい打ち合わせをしたいと思っています。
着物リメイクというと敷居高く感じますが、

私達は日本で一番判りすくご説明させて頂く着物リメイク店を目指しています。

(例えば洋服の採寸もSNPとかMHLとか専門用語は一切使いません。)
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お客様の御希望は帯の赤の強い部分は極力使わずに…
という事でしたが、いかがでしょうか?
内側部分にほんのり赤をアクセントとしてこの長財布は製作しています。

 

さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年3月9日
着物リメイクのお店カナタツ商店

「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

メールでのお問い合わせご注文はこちら

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