着物リメイクブログ@「布には心がある」…着物リメイクをする人は必読の一冊

勉強の為に古布の文献を買おうと某大手ネット書店で物色していると
私にレコメンドされたのが堀切辰一氏の「布のいのち」。
この本は昨年当ブログでもオススメしたのですが
私達の着物リメイクの考え方にも大きな影響を与えている一冊です。
著者は日本でも有数の古布の蒐集家であり、
布のもつそれぞれの物語に対しても取材をなさっていて
そこから生まれている堀切氏の哲学・考え方には私も大いに共感します。
「布には心がある」
堀切氏のその言葉は着物リメイクを生業にする私達にとって至言です。
(このブログで綴っている内容、着物リメイクの考え方は
 「布には心がある」という言葉が根底にあります)
お客様にお預かりする着物や帯の物語(心)を読み取ろうとするのか、
(言い換えればお客様の想いを汲み取る事を重視するのか)
1つの素材として着物や帯を見るのか、
(言い換えればドライにアイテムを作る事を重視するのか)
そのスタートラインの違いは後々の作業も大きく異なると思います。
どちらが正しいとか正しくないという事では無く、
着物リメイク業者や和裁士でもスタンスに違いがあるという事です。
私達は圧倒的に前者です。
私達の相談には生前整理や形見分けなどを理由にしたリメイクが多いです。
そこには明確な理由があります
「何故その着物をリメイクするのか?」
その想いに対してきちんと応える事…そんな着物リメイクを目指しています。
今日はお客様の想いに応える事が出来たかな…と思うご感想をご紹介します。
このお着物をお預かりする時に頂いた
着物への想いは私達も胸が熱くなるような想いでした。
だからこそ、その想いを次の世代に引き継げるように
心を込めたリメイクをさせて頂きました。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年3月25日
着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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