留袖リメイク…裾の柄と家紋を活かす使い方
昨日は店休日だったのですが数件問合せなどが入っていてその中には私達の「裂き織り」に興味を持って頂いた物がありました。
裂き織りは今は当店のサービスでは無いのですが日本の服飾文化から着物リメイクの変遷を考えるときに(貴重だった)着物(生地)を最後まで使い切るために自然発生的に生まれてきた裂き織りの精神は着物リメイク的思考法の本質だと思います。
着物リメイクのみならず「裂き織り」という引き出しが私達にある事で少しだけ複眼的にこの仕事を考えることが出来るのかもしれません。
さて、今日は留袖の柄を使って作ったリメイク商品をご紹介したいと思います。
今日ご紹介しているショルダーバッグは2点ですが画像は3枚あります。
ショルダーバッグの裏表で裾部分の柄を使い、袖の家紋をそれぞれに使っています。
3枚続けて並べると柄の繋がりが少しわかりますか…?
こうして柄を両面で使うとショルダーバッグ2点でも留袖の柄を結構使う事になります。
記念品的に留袖から少ないアイテムを作る場合はこのような豪華な柄の使い方もお勧めです。
柄の余った部分、家紋部分ではメガネケースも製作させて頂きました。
この留袖の柄部分、家紋部分は本当に無駄なく使いました。
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