着物リメイクブログ@カナタツ商店の仕事を知るために…
JUGEMテーマ:着物リメイク/古布リフォーム/裂き織り
先週当ブログで「波ウサギ」の柄について言及しました。
この柄は因幡の白兎を連想させるのですが、
実は琵琶湖の湖面に移る満月の中のウサギを表したもの…という
ロマンティックな解釈をしましたが、
では、何故満月の中には餅をつくウサギがいるのでしょうか?
日本の柄は大陸の影響を強く受けています。
ここは日本の柄の源流が垣間見れる正倉院からヒントを得てみたいと思います。
『密陀絵雲兎形赤漆櫃(みつだえくもうさぎがたせきしつのひつ)』
適切な画像が無いのですがこの櫃には羽の生えた兎が描かれています。
この羽の生えた兎というのは神仙思想の流れからだと推測できますが、
中国には月には不老不死の霊薬を搗く兎が住んでいるという伝説があるそうです。
日本に伝わった際「名月=望月(もちづき)」というダジャレ的な言葉の響きで、
「望月に兎が餅つき」のイメージが定着したようです。
もう一方の視点で見れば『今昔物語』にも月に兎を見ることが出来ます。
月の兎物語は、仏教思想の『ジャータカ』〔本生譚(ほんじょうたん)〕に由来しています。
(火に飛び込んで死んだ兎を帝釈天が月に納めた話を日本昔話などで見てないですか??)
日本での仏教の普及を考えると中国の伝説に仏教的なストーリーが日本でミックスされて
兎の柄に意味やセオリーが生まれてきたのかもしれませんね。
という事で今日は文字ばかりですが
ここからはお客様に頂いた着物リメイクのご感想をご紹介します。
『…祖母との思い出の帯を素敵なボストンバックに
リメイクして頂きまして
本当に有り難うございました。
本当に有り難うございました。
母もとても感動し、そして喜んでおりました。…』
『荷物届きました。ご連絡が遅れましたが、
素敵に生まれ変わった品々…どうも有り難
うございました。
うございました。
~中略~ 色々どうも有り難うございました。』
『…ブログに私のお願いした品々を紹介してくれてとてもうれしかったです。
着物の豆知識も面白いです。~中略~
小玉さんの着物リメイクに対する姿勢や
着物を活かすリメイクという考え方ははとても素晴らしく感じました。…』
お客様に頂くご感想が私達の原動力です。
喜んで頂ける着物リメイクを目指して今後も精進したいと思います。
着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!
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2015年2月6日
着物リメイクのお店カナタツ商店
「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」
多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!
私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!
<44秒で分かる!!カナタツ商店の着物リメイクへの考え方♪>