着物リメイクブログ@目指せ!着物リメイクの伝道師…

今日は人前で「着物リメイク」のお話をさせて頂きました。
少人数の集まりでしたので資料も大して用意せず
気負わずにフリートークに近い感じで自由に話したのですが、
それが功を奏したのか主催者の方から来月の登壇にも誘われました…
引きこもりの小玉が12月はなんと2回も着物リメイクについて人前で話します。
共に規模は100人オーバーの会場。
正直緊張しますが頑張って着物リメイクを広げてきたいと思います。
ブログを通して自分のモヤモヤした着物リメイク観をまとめて、
多くの人に届いて着物リメイクが広がる一助になればと思うし、
お世話になっているこの業界に少しでも恩返ししたいと思います。
そう考えるとこのブログも制作実例やお客様の声を主に紹介していながら、
実は自分自身との対話をしているようなものかもしれませんね。
さて、着物リメイクの伝道師(笑)、小玉が今日は帯のリメイクに関して綴ります。
先日をお客様に納品を終えた制作実例をご紹介します。
blog_1.jpg
今回リメイクさせて頂いたのは光琳模様の帯。
呉服業界でも下積みがある担当:小玉はこの光琳模様が好きなのですが、
当時尾形光琳は自身の意匠を使われることを快く思っていなかったようです。
そんな豆知識を挟み込みつつ、今日は帯リメイクの注意点です。
blog_3.jpg
帯リメイクでもっとも大事な事は何でしょうか?
縫製力ももちろん重要なのですが、
それ以上に私が重要視しているのは「生地を見極める」という点です。
例え完璧な縫製で完璧な仕上がりをした洋服やバッグでも
生地の見極めが出来ておらず、数回の着用、使用で破れたりしたら目も当てられません。
古い着物生地や帯で起こりうるこの問題の回避こそが着物リメイクの第一関門です。
この部分を言葉で説明するのはとても難しいです。
私の個人的な感覚・感想で言うならば着物以上に帯の方が
慣れてない方(古い着物の知識が無い方)が
「劣化した生地」の落とし穴に引っかかりやすい様な気がします。
本当に帯の生地の劣化ってパッと見では判りにくいんですよ。
けど、せっかくブログを見て下さっている方にお土産としてお伝えするならば
「軋む感じ」のする生地は着物や帯問わずリメイクには慎重になって下さい。
この軋むイメージの着物生地や帯生地を使ったがために
着物リメイクや帯リメイクが失敗した経験不足の縫製者の話はよくある話です。
古い着物からリメイクする場合は古い着物・帯は生地自体の劣化を感じることが多いです。
古い着物・帯、古布からのリメイクは縫製の技術もさることながら
生地をきちんと検証することが必要です。
blog_2.jpg

さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!

着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年11月16日

着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

メールでのお問い合わせご注文はこちら

<44秒で分かる!!カナタツ商店の着物リメイクへの考え方♪>

何かお探しでしょうか