その着物にはどんな想い出がありますか?
「その着物にはどんな想い出がありますか?」
着物リメイクを通して気づく事ですが、各家庭における着物と洋服の決定的な違いは着物は想い出と共にあることが多い事です。
「両親が買ってくれた成人式の時の振袖」
「入学式の時に満開の桜の下、この訪問着を着ていた写真が残っている」
「結婚式の時に着た留袖」
「この羽織を着ていたばあちゃんが目に焼き付いている」
「結婚式の時に持たせてくれた想い出の着物」…
私達が受けた仕事でも枚挙にいとまはありません。
特にリメイクという仕事をすればこそ、その着物には家族のストーリーがありお客様の想いはすごく真っ直ぐに届きます。
想い出と共にある着物に鋏を入れる私達の仕事の本質は「人の心」にあると思うのです。
おそらく日本一の受注数であろう着物リメイクの製作技術は踏んだ場数の数の分だけ蓄積になり、培った経験と共にあらゆる面で独立時よりも向上していると思います。
けど本質的にリメイクという作業は人の想い出に触れて、取り出す作業だと十分に咀嚼していなければ良い仕事は絶対に出来ませんし、続きません。
自分達の仕事、カナタツ商店の着物リメイクの芯とは何だろう…。
最近よく考える事ですが、迷いながらもその時々の自分の答えは用意していたいと思いますし、それをブログなどに綴る事でお客様と私達の想いを共有したいと思っています。
さて、今日は沖縄のお客様に納品させて頂いた着物リメイク商品の制作実例をご紹介します。
今日ご紹介している着物リメイクの制作実例の特色は、着物1枚を無駄無く活用して製作させて頂いたという事です。
着物1枚を考えた際に日傘で約半分程度の生地を使用します。
そして今回は残り半分を使用して半間(横幅約90センチ)暖簾を製作させて頂きました。
この場合着物の状態などによって長さの方は左右されるのですが120~150センチは取れることが多いです。
(今回は着物の状態も良かったので目一杯の長さで製作が可能でした)
うーん…。のれんの写真撮影は相変わらず下手くそ…。正解が判りません(笑)
さて、当ブログなどで私達の着物リメイクに興味を持たれた方は是非一度リメイクをお考えのお着物や帯を見せて下さい。
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