着物リメイクの洗濯や洗い方などお手入れについて。

本日ご紹介する着物リメイクのチュニックとスーツを納品させて頂いたお客様からご自身がモデルで納品させて頂いたの着物リメイク商品をご使用時の写真を送っていただきました。

本当に嬉しいですね!!!
この「使ってますよ!」というスナップ写真というのは私達にとって最上級のご褒美です。
大切に飾らせて頂こうと思います。

さて今日は着物リメイクで洋服を作る際に考えておくべきポイントを綴りたいと思います。
着物リメイクスーツとチュニックをご案内します。

blog9.jpg

今回リメイクさせて頂いた着物リメイクスーツとチュニック共通で言えることですが使用した型紙が着物リメイクを意識したものとなっています。

ここで「着物リメイクを意識した型紙」とそうでないもの違いが何だろう、と気になる方がいらっしゃることだと思います。
その一番の違いは反物幅(生地幅)を意識したものか否かという事が言えると思います。
着物リメイク専門店である私達は反物幅を逆手に取るような型紙を豊富に用意しています。

例えば判りやすい例で言えば「A4サイズ」でバッグ等を製作するとします。

製作者が反物幅を意識していないならば数センチの継ぎを入れて解決すると思うのですがこの時、柄や反物幅を活かすなら生地を縦に使えばこのA4問題は解決します。
柄が縦横が関係ないなら生地を横にしても良いです。
このような型にはまらず考える柔軟性が着物リメイクには求められると思います。

blog10.jpg

今日は最後の少し気になることを綴りますが最近の着物リメイク/着物リフォームを名乗るホームページ上で散見する「着物リメイクでもお家でガンガン洗えます!」というのは私は少し疑問を持っています。
お店サイドの売りたい意識が強すぎてお客様にリスクを負わせている印象を持ちます。

もちろん中にはそのように自宅で洗っても問題ない着物も沢山ありますし、リメイクのお店の本物のプロの保証の元なさるなら良いと思うのですが、呉服屋、アンティーク着物(古布)を経験してきた立場からいうと初心者も多く着物の知識が様々な一般のユーザーの方には着物生地の扱いには慎重になっていただいたくように説明した方が良いように思っています。

私は下積み時代に洗濯機に入れた着物生地が縮んだ事、破けた事、溶けた事、全て経験があります。
収入の少ない若い時に切った身銭の痛みで着物生地の見極め力を養いました。
痛みを伴った経験だからこそ、あまり安直に着物の事【特に古い着物】が判らない方に着物生地も洋服生地も同じという意識は与えないほうが良いのでは…と思っています。
まぁ、着物リメイク屋さんも考え方がそれぞれですので個人的見解ですが。

新商品各種も掲載中の着物リメイクカタログもございます。
お申込みは以下のカタログの画像をクリックして必要事項をご記入ください。
着物リメイクカタログお申込み


【リメイク用着物や帯の無料回収受付中】
私達の着物リメイクに興味を持たれた方は是非一度リメイクをお考えのお着物や帯を見せて下さい。
【無料】でお着物や帯の回収を行っています。私達が現物を拝見しながらですと非常にスムースに打ち合わせが出来ます!

【個別相談受付中】
「着物リメイクの事聞きたいけど…」「料金は?」「納期は?」とご不明な点がある方はお気軽に以下のフォームよりお問い合わせ下さい。
通常でしたら12時間以内に返信させて頂いております。
メールでお問い合わせ

【一番の人気ページのご紹介】
現在着物や帯のリメイクでバッグ制作を検討の方は参考になると思いますので是非ご覧ください

 

何かお探しでしょうか