着物リメイクブログ@着物の柄からのメッセージを理解してリメイクしましょう!
JUGEMテーマ:着物リメイク/古布リフォーム/裂き織り
年度末、年度初め…という事で
超多忙の3月末~4月初めでしたが
やっとブログも通常運転に戻ります。
先週末は私達のネットショップ設立5周年記念という事で
関係各所にご挨拶にいったのですが、
その現場で見つけたのがこのお宮参りの着物…
だいぶ前に当ブログで着物の柄のセオリーとして
「犬が登場するとセットになる植物は竹」という話を綴りましたが
まさに「犬」+「竹」=「笑」柄のお宮参りの着物!
一見子ども用の着物としては渋めに見える柄ですが、
柄の理由と柄に込めた親の想いが解ると愛おしくなるようで大事にしたいと思う着物です。
そしてこの着物に限らず「その着物(柄)が何を意味しているか」という
呉服的な記号/メッセージ
をきちんと理解して作業をすすめる事は
をきちんと理解して作業をすすめる事は
着物リメイクにおいて非常に大切だと考えます。
おめでたい意味を持つ柄で法事用のアイテムでは
法事の場で恥をかきかねないです。
その呉服商的な引き出しは私達の強みですので
法事用のアイテム、慶事用のアイテムへのリメイクの際は
一度お着物を見せて下さい。柄が適当か否かアドバイス致します。
さて、今日は大島紬リメイクのワンピースを製作実例としてご紹介します。
大島紬は個人的には結構クセのある素材だと思っています。
新しいならば良いのですが、古いものには下積み時代何度も泣かされた経験があります。
慣れないと生地の経年劣化が判りにくい素材です。
一見状態が良いかな…と思っても生地が薄くなっていたり、弱っていたり、
で、着物を解いたりリメイクを始めたのちに真っ青になることがありました…orz
若い時にそのような自腹を切った手痛い失敗を何度も繰り返して
古い大島紬の状態の把握というのも出来るようになりました。
今日ご紹介しているワンピースはリピーターの方からのご相談で、
当店の力量を十分に理解して下さってかなり自由に製作をさせて頂いた商品です。
軽さが活きるワンピースやコートは大島紬に向いたリメイクだと思います。
逆に大島紬に向かないと思うのは擦れが多いアイテム…
例えば固く作るバッグや何かのアイテムの縁取り(バイアス)で大島紬を使う等は
後々の事を考えるとお勧めはしにくいですね。
当店は大島紬の織元とも仕事をしていますので多くの培った経験があります。
大島紬のリメイクをお考えでしたらお気軽にご相談下さい。
いつも通りのブログ・・・
6年目も自分達のペースで着物リメイクの情報発信をしたいと思います。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<
私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!
2015年4月6日
着物リメイクのお店カナタツ商店
「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」
多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!
私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!
<44秒で分かる!!カナタツ商店の着物リメイクへの考え方♪>