着物リメイクブログ@リメイクの第一歩…着物生地の状態を見極めろ!
JUGEMテーマ:着物リメイク/古布リフォーム/裂き織り
今日は七夕…
だからと言ってでは無いですが七夕で有名な
宮城県のお客様に頂いた納品後のメールから今日のブログをスタートさせます。
この宮城のお客様に納品させ頂いた商品はこちらです。
着物リメイクの日傘を作る時の最大のポイントは生地を見極めるという事です。
まず製作以前のこの第一歩がとても重要です。
単純なイメージでも日傘と言うのは強い張力を要する事を
思い浮かべる事が出来ると思います。
一方タンスに眠ったままのお着物と言うのは保存状態によって
生地の状態にとても大きな幅があります。
私はイメージしやすいように同じ日付の新聞でも
「雨ざらし」「物置」「桐ダンス」で1年後には全く異なる状態になる事を伝えています。
着物も同じようにどのような保存をされたかによって状態が大きく異なります。
着物リメイクで日傘を製作する際は生地の検証がとてもとても重要です。
本当にリメイクするべき着物生地を選びます。
大事なお着物をリメイクするのですから、
この着物生地の見極めや検証という工程はぜひとも重要視して下さい。
着物リメイクと言うと作る事(縫製する事)のみに意識が行きがちですが、
私は着物生地の見極めの経験は縫製技術と同じくらい重要なスキルだと思います。
着物リメイク日傘を製作するための生地に関して言及するなら、
前述の通り日傘には強い張力がかかるので、
絞り、縮緬など着物生地の中でも収縮があるものは避けた方が無難ですし、
生地の見極めに自信が無いなら大島紬や銘仙なども使わない方が良いと思います。
リメイク用生地の張力への見極めと縫製の技術が伴わないと
日傘の骨組みに十分なテンションがかからず仕上がりの少し悪い日傘になります。
その程度ならまだよいですが逆に、
生地の傷みなどに対する理解(物理的なキズなどでは無く劣化に関して)が無く
やみくもに着物リメイク日傘を作ってしまうと生地が破ける、裂けるなども起こります。
私達は毎日納品させて頂いた着物リメイク・帯リメイクの制作実例をご紹介しています。
実際に沢山のアイテムを作っている事の証明になりますし、
また、私達の着物リメイクの力量や引き出しをご紹介したいという想いからです。
(時々写真が凄く下手ですが…。中々上手になりません…orz)
創業以来コンスタントに書き続けているブログですが、
このブログから私達の着物リメイクの仕事内容や考え方をを判断してい頂ければ幸いです。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<
私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!
2015年7月7日…七夕!
着物リメイクのお店カナタツ商店
「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」
多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!
私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!
<44秒で分かる!!カナタツ商店の着物リメイクへの考え方♪>