着物リメイクブログ@着物リメイクで日傘を作るポイント

先週はお盆に合わせての出荷ラッシュ…
その着物リメイクの荷物も無事にお客様のお手元に届いて
今週はお客様からご感想を頂いたりしています。
お盆の集まりのタイミングで着物リメイク商品が届いたようでよかったです。
お客様に納品させて頂いた商品は着物リメイク日傘などです。
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よく「着物から日傘が何本製作可能か?」というお問い合わせを頂きます。
通常着物からは2本の日傘の製作が可能です。
羽織からは日傘1本のリメイク、道行コートからも日傘1本のリメイクしかできません。
生地分量の検証方法としては通常当店での着物リメイク日傘製作では
▲型を8ピース取れるか否かを最初に検証します。
この▲型が8枚並ぶことで円を描くように日傘の形を作ります。
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そして着物リメイクの日傘を作る時の最大のポイントは生地を見極めるという事です。
まず製作以前のこの第一歩がとても重要です。
単純なイメージでも日傘と言うのは強い張力を要する事を
思い浮かべる事が出来ると思います。
 一方タンスに眠ったままのお着物と言うのは保存状態によって
生地の状態にとても大きな幅があります。
着物リメイクで日傘を製作する際は生地の検証がとてもとても重要です。
本当にリメイクするべき着物生地を選びます。
大事なお着物をリメイクするのですから、
この着物生地の見極めや検証という工程はぜひとも重要視して下さい。
着物リメイクと言うと作る事(縫製する事)のみに意識が行きがちですが、
私は着物生地の見極めの経験は縫製技術と同じくらい重要なスキルだと思います。
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今日ご紹介している仕事の様に
「着物リメイクでの形見分けの提唱」 
というのは創業以来私達にとってライフワークと言ってよい仕事の一つで
今まで色々な場所でお話をさせて頂きました。
最近はこの私達の提案に賛同したり、影響を受けたり、
同じように着物リメイクでの形見分けを提唱する着物リメイク店が出てきているようで
その広がりを大変うれしく思います。
現在は生活様式の変化で着物を着る機会が減りました。
また、人口は減り続けているのに世帯数は増加傾向にあります。
進む核家族化とともに多くの人の実家には形見予備軍になる
購入時高額な着物があふれています。
そして、その着物には思い出と共にあったり、
高額故の想いがあったり、
簡単に処分できない心のフックがある方が多いです。
そのような方々に向けて「生前整理」「形見分け」を提唱し、
普及させるのが私達の仕事の一つだと思います。
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さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年8月19日

着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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