「古い着物が生まれ変わり母が帰ってきたようで…」
今日は大学の教授の方がカナタツ商店に
私達の事業内容をご覧になりに来社下さいました。
私達の設備だったり、着物リメイクの知識や経験だったり、
ビジネスモデルだったりを限られた時間の中でアレコレとお話をさせて頂きました。
私達がご相談させて頂いた主旨としては
私達が着物リメイクを通して得る着物生地の活用です。
寄付などにも限度があるので他の企業と組んでビジネスや利益だけに囚われず
文字通り「無駄なく着物生地を活かす仕組み」が出来ないかな…と考えています。
着物リメイクはエコなようで、その裏でかなりのロスも生んでいます。
(アンティーク着物のマーケット等はなかなかエグイものがあります…)
そのロスの部分を少しでも改善して、
お客様が当店に着物をゆだねた想いに応える活用法を模索しています。
そして、一緒に取り組める企業とはガチンコのライバルになるよりも同じ方向を見て
着物リメイクという大きな枠組みで市場を広げる仲間になれないかな…
なんてこと思っています。
と、夢想したところで、
今日はお客様に納品後頂いたご感想のメールと
留袖からのリメイク制作実例をご紹介します。
今日製作実例とご紹介している「クッション」「日傘」「トートバッグ」
いづれも普段から製作させて頂いているので一定のクオリティで仕上がります。
製作そのものも大変ですがそれ以上に
2枚目、3枚目の日傘のような柄の配置に悩むのです…。
しかし、お客様からお喜びのメールを頂くと製作の苦労は吹っ飛びますね。
これだから私達にとって着物リメイクは最高の仕事と言えるのですっ!
一年で一番多忙な年末に突入しますが全力で仕事しますよ♪