先月当店はテレビ東京系のゴールデン特番に出演をしています。
その後は問い合わせなどで忙殺されて非常にバタバタして
一時的に納期が読めない状況が続いたのですが、
関係各所に協力して頂いたり、アドバイスをもらったりして
作業工程や日程を整理して本日からやっとテレビ放映以前程度の納期に戻す事が出来ています。

現在の大雑把な納期としては正式受注から２か月程度で納品できそうです。
放送直後からブログを休んだりして無理に時間を作る事で
やっと日常を取り戻したかな…と思います。
それでも１点残念なのは毎年受注が増える母の日に関して
取材や放送後の対応を優先して上手く告知が出来なかったことです。
今週位までのお申込みならばギリギリ対応できるかも…
なので、ご希望の方がいらっしゃれば是非ご相談下さい。
さて、今日は前述の特番「ナンカゲツマチ」に出演時に納品させて頂いたバッグと
同じお客様（出演者）に納品させて頂いた帯リメイク商品をご紹介します。

テレビ放映時には１枚１枚異なる着物に向き合いながら
柄を合わせたり、生地のバランスを見ながら製作を進める作業を取材してい頂いたのですが、
その私達のこだわりのアイコン的に象徴としてご紹介下さったのが下のショルダーバッグです。

柄を合わせる事や使用する着物生地の部分（柄）の選択に関しては言うに及ばず、
裏生地の選択や内ポケットのディテール等、本当に細かい部分まで取材をして頂きました。
（テレビ番組で登場したのはその一部ですが…）
とってもこそばゆい感じもしますし、
私達の先輩方にはもっともっと凄腕の方々がいらっしゃいますので
謙虚に仕事には取り組みたいと思いますが、
それでも自分達のこだわりを世の中に広く発信できた事はかけがえのない経験となりました。

そして、番組上は全く触れられることはありませんでしたが、
このお客様（出演者）は実は帯のリメイクも発注されています。
今日は着物リメイクの影に隠れた帯のリメイクの製作実例も併せてご紹介します。

子ども用の帯からのリメイクの発注は金封入れとがま口でした。
金の華やかな帯は慶事用での金封入れとしては最適だと思います。
また、ガマグチもこの帯の柄がとてもよく活きました。
ご紹介している帯リメイクの金封入れやがま口は、
この帯を選んでくださった義理のお母さんへのプレゼントと伺っています。
実はここにも素敵な物語があったようです。