留袖リメイク製作実例とご感想
今日は留袖のリメイクの制作実例とお客様に頂いたご感想をご紹介します。
本当に嬉しい御感想で込めている想いは届いていると感じます。
『無事到着いたしました。
この度は、被災した中での制作ということで、
ご苦労も多かったのではないかと思います。
(ブログを拝見するまで、熊本であることに気が及びませんでした)
ご丁寧に相談にのっていただき、
早々に発送してくださいまして、
本当にありがとうございました。
想像通りの仕上がりに、ほれぼれと眺めております。
想像はしていても、実際手に取ってみると、感慨も ひとしおですね。
がま口バッグの、前後で表情が違うのも素敵です。
日傘の内側の力布?に柄が使ってあるのも心憎い。
祖母が和裁士だったこともあり、
着物は、そのままの形で 代々受け継がれるのを理想としておりまして、
反物に戻せないような形で鋏を入れるのは、
たいへん 心苦しい思いがしておりましたが、
今回、知り合いの方が処分されるはずだった
留め袖を思い切って日傘とがま口にリメイクしていただき、
その出来栄えの見事さに、お願いしてよかったと心から思いました。
新品を買うより高くなったとしても、思い入れがあるからこそ、
リメイクする値打ちというものがあると思います。
リメイクされることで、着物としての生を終えて、
また新しい命を吹きこまれるようですね。
これからいよいよ着物のシーズンに入りますが、
まだしばらく暑い日が続きますので、
日傘は早速活躍させまして、 がま口は、
冬のお出かけのお供にしたいと思います。
きっと街往くみなさまがご注目してくださることと思います。
また機会がありましたら、是非お願いしたいと思います。
どうもありがとうございました。
みなさまどうかお気をつけてお過ごしくださいませ。』
頂いたメール内でお客様の
おっしゃる通り反物に鋏を入れる事は覚悟がいる事です。
着物は着物に仕立て直しをされて代々引き継がれるのが本来の姿という事を十分に承知しつつ、
生活様式の変化の中で埋もれていく着物達に光を当てたいとこの仕事をしています。
だからこそ、私達は着物を無駄にしたくないと考えますし、
出来る限りそれぞれの着物の良さを引き出して形にしたいと思っています。
この想いが仕事を通してお客様に届いたならば、本当に有難い思いでいっぱいです。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
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2016年9月6日