エアメールで頂いた着物リメイクのご感想

さて、今日はカナタツ商店としても珍しい海外から頂いたご感想メールをご紹介します。
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エアメールが届いたのは中国からでしたが着物リメイク商品を納品させて頂いたのは年末の愛媛でした。
その後わざわざ中国から手紙を頂いて私達も大変感激しました。
そして文面からも胸が熱くなりました。

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多忙な年末でタイトな納期でしたが、私達はこの仕事をさせて頂いて本当に良かったと思います。
私達を選んでくださったお客様に心から感謝いたします。

以下、当ブログで昔綴った私の着物リメイクへの想いを再度引用して当ブログを終えます。

『…多くの着物リメイクをご依頼されるお客さま方の動機を突き詰めると根底にあるものは「愛」だと思います。

「着物リメイク=愛」というのはいささか乱暴かもしれませんが間違いなくほとんどのお客様はその動機の根本にはご家族への大きな想いがあります。

最近ご相談が多い法事系の着物リメイクを例に挙げれば肉親がいなくなった事を整理し、想いを繋げるための儀式的な過程としての着物リメイクというご相談が多い様に感じます。

着物リメイクを生業とする私が大事にしている言葉に「人は2度死ぬ」という言葉があります。
一度目の死は物理的で肉体的な死。
二度目の死は社会的な死。

誰もその人の事を知らなくなった時、
思い出さなくなった時
人々の記憶からいなくなった時です。

法事などのが関連した「着物リメイク」の目的は一度目の死を受け入れる為、そして、逆に二度目の死は受け入れない為のお手伝いが普段使いのアイテムへのリメイクではないかと、私は勝手に解釈しています。

表層的な着物リメイクと同時に着物リメイクという行為の向こう側にある「なぜその着物をリメイクしたいと思うのか…」という本質的な自分の想いを見つめ直すと、その気持ちはとっても優しくあたたかいと気付いて頂けると思います。

そのお客様の想いの深さを着物リメイクに携わる私達は真正面から受け止める覚悟を持つこと。
それがこの着物リメイク業界のプロフェッショナルたる第一歩だと私は考えています。…』

自分の書いたブログを引用するのも気恥ずかしいですが、上記のような着物リメイクへの想い、私達の芯の部分は一つもぶれていません。

「やぶれてるかな…」「シミがあるな…」そんな着物も是非見せてください。
古い着物でも拝見させて頂けると製作の可否を正確にお答えができますし、いろいろなアドバイスができます。お気軽にお申し込みください。


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