破れた着物、経年劣化した着物生地…そのリメイク経験値。

今日お客様から嬉しいリメイクのご相談を受けました。
同業他社も検討したうえで当店の考え方や取り組みに共感したので…。
ということをお伝えいただきとても嬉しかったです。

ブログでは自分たちの着物リメイクへのスタンスや、着物リメイク専門で20年以上のキャリアに基づいて培った考え方、哲学を発信するようにしています。

仕事を進める上で最も重要で根幹になる部分を共感していただいたお客様からの仕事のご依頼は嬉しいですし、この小さな私達の着物リメイクの輪が少しでも広がるように、といつも記事を書いています。

今、現在進行形で他店では断られるであろう最上級難度の着物/帯リメイクのご相談を受けている事もあり、今日のブログでは私達の着物リメイクのスタンスに関してつづります。

今日は破れた着物、シミのある着物、傷んだ着物からのリメイクについて考えて見ます。


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今回新潟のお客様に送っていただいた子供用の着物には色褪せ、破れ、キズが散見しました。

正直申し上げて「こりゃキツいな…」という着物ではあったのですが、着物へのお客様の想いやご希望内容を受けてリメイクを受けることにしました。

お客様のご希望はメガネケースとバッグ。
この着物は少し特殊な状態で1枚の着物の中でも良し悪しのムラが激しくあったので状態の良い部分を選別して使うことで十分に対応できると判断しました。

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今回の案件では着物生地の劣化が私たちの最初の予想以上に非常に激しいという場合には、代替えのBプラン、Cプラン…と他にもいくつか作り方の案もあったので、ギリギリのリメイクというよりも少しゆとりを持って取り組めました。

この辺の心の余裕は超難しい着物のリメイクの場数を踏んだ賜物だと思います。

私達はキャリア20年以上の着物リメイク専門店ですが、今まで出会った古い生地や難題を与えてくださったお客様皆様に感謝です(笑)

破れた着物、汚れた着物、生地が弱っている着物などからリメイクをお考えのお客様!
そのような一見「コレ大丈夫?」という着物でも山ほどリメイクしてきた経験が私たちにはあります。古い着物チェックとフォローは私たちの得意分野といえます。お気軽にご相談ください。

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