着物リメイクで洋服を作るという事

最近ネット上で若いデザイン専門学校生(らしき方)が吠えているのを見ました。
「何故に着物リメイクは野暮ったくてダサイのばっかりなんだ!私はもっとスマートでオシャレなデザインで作る事が出来る!!」
そんな内容だったと思います。
素晴らしい気概に敬意を表しつつ、この若きデザイナーの問いに着物リメイク専門店としてこたえたいと思います。
ナンカゲツマチ
(理由1)
着物リメイクを牽引している雑誌…
例えば「ハルメク(旧いきいき)」「毎日が発見」などでは着物リメイクの特集を組まれていますが、その最大のポイントは「初心者が簡単にチャレンジできる着物リメイク」である事。
また、本屋に行っても「着物をほどかない」「鋏を入れない」などを謳った着物リメイク本が沢山あります。これも初心者に向けて書かれています。最近ではユーキャンがハルメクと連動して通信教育もはじめています。
街の着物リメイクの洋服にはプロが作ったもの以外に沢山の数の趣味レベルの素人作品があふれているんです。
普通の服ではこれほど「趣味で作った」というものは溢れていませんし、素材が「着物」という事でそれが目立つという事も言えます。
ナンカゲツマチ
(理由2)
例えば前述の「ハルメク」はキャッチコピーを「50代からの生き方・暮らし方応援雑誌」としていますがメインの読者はもっと年齢層が高い印象です。
本職のきものリメイク屋に技術、経験、アイデアが無くて作れないのではなく主な消費者たる中高年の女性の需要に応えている結果が現在の着物リメイクの主流です。
(むしろ「着物をほどかない」「鋏を入れない」というイレギュラーな型紙をコンスタントに出している作家さんは並の力量では無いと思いますし、私はその大変さ、難しさを理解する者として敬意を払います。)
ナンカゲツマチ
(理由3)
例えば着物の柄を活かしてスキニーパンツを作れば格好良いものが出来ると思います。
しかし、着物リメイクを長くしていればその選択はありません。
何故なら着物生地にはストレッチが全く無いからです。(古い着物には強度もありません)
この着物の特性を頭に入れておくことも製作者としては非常に重要で、着物リメイクでの着易さを追求すればゆったりと作ることが大事です。
(デザインだけを重視してストレッチを無視すると長く着れない服になります)
もちろん1回きりでファッションショーに着るならばどのように作っても良いですが。

生地の適性というのも非常に重要なファクターですが、着物リメイクを楽しむ主たる層を考えれば着物リメイクならずともやはりゆったりしたものが好まれる傾向もあります。

ナンカゲツマチ

現在の着物リメイクの潮流は主な消費者たる中高年女性の嗜好に応えた結果で、仮にメインの消費者の年代が下がれば当然デザインも変化するだろうと思います。
また、ゆったりとしたデザインが多いのは着物リメイクの制作者が着物リメイクの服を「長い期間」「着易く」と考えた結果だと言えます。

前述の若きデザイナーが着物リメイクの世界で自分の思った通りの事をしたいならば技術やアイデアの向上と共に「現在の」着物リメイク業界のメインストリームにはいない層の自分自身のファンを作り、ニッチな市場を自ら作り出す必要があります。
(着物リメイクがすでにニッチビジネスなのでさらに小さな市場で勝負するなら周到なビジネスプランを練って世の中に出ていく必要があると思います。)

どんな商売もお客様があってこそです。
だからこそ私達はカナタツ商店を選んでくださったお客様が私達に求めるモノを提供したいと思っています。
私達を選んで下さったお客様にとってご満足いただける仕事を目指しています。


 

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