簪や笄やキセルからのリメイクペンダント
大した成長が無いのに経験を積んで成長したと思い込むのが人間だなつくづく思うとき。
それは過去の自分のリメイクした商品を見るときです。
今、理由があって過去のカナタツの商品が数点手元にあります。
全て手作りなのでひとつひとつ思い出されるのですが、過去の自分の方が頭が柔らかいというか非常に柔軟だったな…と思うのです。
経験を積むと引き出しが増えます。これは間違いのない財産です。
一方で枯渇するヒラメキをその「経験」で補おうとする。
経験は現在のカナタツ商店のようにお客様のお品を利用してリメイクする場合は武器になりますが、新しい商品(例えば百貨店の催事などに出展するもの)の製作で有効かは紙一重のような気がします。
まずは閃く感受性、そしてその閃きを具現化するためのバイタリティー、そのモノの作り手としてその「若さ」は保ち続ける必要があるのだろうと過去の自分の製作した商品を見ると思うのです。
それでは以下カナタツ商店の歴史というべき過去の骨董品リメイクアクセサリーです。
ビラビラ簪と呼ばれる形状の簪をビラビラ簪の形状を活かしつつリメイクしたペンダントです。
少しエスニックのテイストも感じるような面白いペンダントになりました。
笄とキセルと根付(らしきもの)と羽織紐を組み合わせて製作したペンダントです。
見えない所で複雑に紐が行き来していて、頭の中だけで構造を思い出そうとしても無理な商品です。
このキセルがとても好きでこのキセルを活かすためにいろいろ考えたことが思い出されます。
このキセルはオリジナルの色ではなく確か私が染色をしたと思います。
この様にタンスの中の骨董品のリメイクも承ります。
和装小物などのリメイクをお考えの方はお気軽に096-285-6621にどうぞ