着物リメイク日傘とはピザである!
今日は暴論「着物リメイク日傘=ピザ」論に関して語りますっ!
考え方として柄が複雑な着物をリメイクして日傘を作る時や複数の着物を組み合わせるときは「ピザの切り分け」をイメージすると良いですよ。という少し乱暴(!?)なお話です。
乱暴な気はしますが実は私達は結構ピザ的に柄の配置を考えています。
実際に見てみましょう。
まずピザの様に円(丸)を8等分のイメージを持ちます。
(下の画像ののイメージです。)
実はこのピザの様に切り分けられた円(丸)は、着物リメイクでの日傘制作時の配置でもあります。
今日は制作実例に良い例があるのでご紹介します。
下の画像は2種類の着物を組み合わせて日傘を製作していますが、お客様との打ち合わせで上の画像のピザの切り分けで例えるならば「1番部分」と「3番部分」に柄を入れるように製作しています。
(上の図にそのままなぞらえれば「7番部分」と「5番部分」とも言えます。無地▲を1ピース挟んでデザインを決めるという点では「1番」「3番」同じです)
このように▲が8ピースあるピザのような円を思い描く事で着物リメイク日傘が格段にイメージしやすく、そして、打合せや行いやすくなります。(ココでは「Lサイズの大きなピザは12ピースで切る」という話は切り捨てます(笑))
下の画像の日傘に例えるならば「奇数番号のみ柄」、「偶数番号は黒無地」という具合です。
このピザ思考法で1枚の訪問着から柄部分が6ピース分取れることを確認したのちに、喪服と組み合わせて、どのようにリメイクを進めるかお客様と打ち合わせをさせて頂きました。
別の選択肢としては「3ピース柄」+「5ピース無地」で2本製作や「全ピース黒無地(アクセントで家紋)」+上の画像の反対で「6ピース柄」「2ピース無地」で2本製作なども選ぶことは出来るという事になります。
お客様もピザ的に着物リメイク日傘を考えて頂けると
2種類の着物を組み合わせた場合も非常にスムースにリメイクの打ち合わせが進みます。
そして、納品後はこんなお葉書を頂きました。
一見強引なピザ理論も上手く伝わったようで安心しています(笑)
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