『亡くなった祖母が残した着物をどのように生かすか…』…おばあちゃん子の着物リメイク
今日のブログでは着物リメイク商品納品後にお客様に頂いたお葉書をご紹介します。
今日のブログでは差支えの無いハガキだけを掲載しますが、このお葉書とは別に全4枚の便せんに綴られたご感想も頂きました。
そこに綴られていたのはおばあちゃん子だったというお客様の亡きお婆様への想い。
それはすごく感動的な家族の繋がりで私達も胸が熱くなりました。
着物や帯リメイクの理由はお客様で様々ですが、今日ご紹介しているお客様にとっては着物リメイクを通じてお婆様への想いを形になさったのだと私は感じました。
大変僭越ですが頂いたご感想に対して私は以下のようなメールを送らせていただきました。
~前略~
(形見分け的な着物リメイクを通じて)
私達は「人は2度生きる」という言葉を大事にしています。
一度目は肉体的な死で終える命。
二度目は誰かから思い出してもらう事、想い出とともにある命。
着物リメイクを通してお婆様を偲び、お婆様の二度目の「命」でもある思い出の時間となってくれたならば、幸いです。
~後略~
先ほど、着物リメイクには様々な理由があると書きましたが、もし今、当ブログで着物リメイクを検討中で、誰かを偲んで、誰かとの想い出の為、という理由でしたら、私達は上記のような気持ちで着物リメイクと向き合っていることをお伝えしたいです。
「着物リメイク」という表層部分のテクニックの下には、私達はお客様それぞれの「想い」を受け止めることを中心にして仕事に取り組んでいます。
それは創業以来一貫している私達の着物リメイクへの想いです。
【参考記事/カナタツ商店の想いを綴った着物リメイク論】
カナタツ商店の着物リメイク論1
カナタツ商店の着物リメイク論2
カナタツ商店の着物リメイク論3
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