着物リメイクをしながら当店で日頃から考えている事。
最近縁があって色々な場所で着物リメイクの話をさせて頂く機会を得ています。
少し変わった「着物リメイク」という仕事…響く方、響かない方、それは私の稚拙な表現力も手伝って様々いらっしゃいます。
※今日のブログの最初から2枚の画像は振袖の袖を切った残布を活用したリメイク実例です。
それでも一つだけ私が間違いの無い真理だと思うことは「人は情熱にこそ心を動かされる」ということです。
そして、その想いが伝わることで手助けや助言を下さる方と出会う事が出来ます。
一方で、想いがこもっていない言葉やプランはどれだけ優秀でも空虚に響くことも実感として感じます。
最初から天職だと思って仕事に取り組んでいる人は稀で、多くの人はささやかな成功体験を積み上げて自分の仕事を見つけてゆくのだと思います。
会社員時代は自分の時間を給料(お金)に換える程度の意識で仕事をしていましたが、独立してから仕事を通じて社会と結びつく事、「働く」とは「傍(はた/まわり)」を「楽(らく)」にする事なのだと実感する事で自分が社会に対して何ができるのか、そう考えることが出来る幸せを感じます。
そういう意味では私は着物リメイクという仕事に巡り合えたことは本当に幸運なことだと思います。
※とても嬉しい御感想を頂いた銘仙リメイクのショルダーバッグ製作実例。
他者がどう思っても、自分の頭で考えて、自分にとって最もパフォーマンスが発揮できる方法で、自分だけの仕事をしたいと思っています。まだ何者でもない私ですが自分のやり方が自分にとって正解だったと思える人生にしたいとおもっています。それは世俗的欲望の達成よりもずっと価値があると信じています。
最後になりますがお客様に頂いた着物リメイクのご感想を紹介いたします。
毎日の着物リメイクの積み重ね、お客様とのやり取りの積み重ね、…
凡人の累積ではありますが、それでも、この累積こそが私たちの着物リメイクを作ってきました。
※以下の内容に出てくるショルダーバッグは本日のブログ3枚目の画像の事になります。
『先日はとっても素敵に着物を
リメイクして頂きありがとうございました。
染みだらけになってしまっていたのに
とてもきれいに仕上げて頂いてうれしいです。
ショルダーの紐の長さもちょうど良く、
先週の日曜日に早速使わせて頂きました。
今回は主人の母の形見分けをお願いしましたが、
また是非私の祖母の形見分けの品を
お願いしたいと思っております。
その折のはまたご連絡させて頂きます。
ありがとうございました。』
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