「今日が明日に、明日が明後日に繋がっていく…」
今日は帯リメイクの制作実例と納品後に頂いたご感想を紹介します。
この話はまさに大地震の翌日に書こうと思っていた内容です。
この記事をアップが出来るという事で震災後1か月弱で日常に戻りましたね。
納品後に頂いたメールに記載されているバッグは以下の2点、
そして別の帯から別注のテーブルセンターを製作させて頂きました。
上で紹介しているメールは4月14日(この日の夜に1回目の大地震)に届いています。
今日画像で出しているバッグ2点共に同じ帯から製作をさせて頂いています。
持ち手には帯に合う白い既製品を使用して白を基調に、
柄をどのように切り取るかがテーマでした。
帯裏(白)をマチ部分などに使用する事で全体のバランスを取りました。
下のトートバッグでは帯の中でも
アクセントとして使われているピンクを縁取りで使いました。
こう書くと私達が完全に主導してデザインを決めたようですが、
今回の案件はお客様のご希望が明確でしたので
デザインをご提示しつつパーツパーツをお客様が選択していく
というイメージで打ち合わせを進めています。
そして、ゴールデンウィーク中
お客様からは下のような嬉しい励ましのメールを頂きました。
(一部モザイク処理をしています)
「今日が明日に、明日が明後日に繋がっていく…」
望む未来はこの現在の積み上げの先にしか無いのだと改めて思います。
頑張ろう熊本!
ささやかでもその一翼になれればと思うのです。