ネットビジネスの発達なども手伝って最近では色々な方法で着物リメイクで服を作る事が出来ます。

それぞれの方法に一長一短がありますが私達の経験上着物リメイクで一番トラブルになりやすいのは「イメージと違う」という事です。
今日はお客様のイメージに沿う、間違いの無いリメイクをするための私達の採用している方法に対してご紹介します。

すごくシンプルで最も間違えのない方法。
それはお客様の現在気に入っている洋服をサンプルとしてお借りしてそのデザイン／サイズをベースに制作を行う事です。

着物リメイクのポイントの一つは「箪笥の中で経年劣化した着物の状態」の確認です。
特に大島紬などは経年劣化の罠にひっかかりやすい特徴があります。
（便宜上、「経年劣化の罠」と書きましたが興味がある方は関連のブログ記事もご参照ください。）

知らないと危険！着物生地や帯の経年劣化の罠

また「柄の意味」を考える事も必要なケースがありますが、その辺は当方でチェックしますのでお客様はご希望のデザインの服をご用意いただくだけで結構です。
では、他のお客様がどのように取り組まれているか事例をご紹介します。

まず、東京のお客様のにお預かりしたベスト。

お客様のご希望を元に少し微調整をして納品させて頂いたのが以下の着物リメイクベスト

今日ご紹介した方法を使えば「距離」というネットショップの物理的問題は一気に解決します。
続いて北海道のお客様にお預りしたサンプル用のパウスカートと着物リメイクで製作させて頂いたスカート。
サンプルがあれば「熊本⇔北海道」でも問題無いです。

「パウスカート」と言われてもピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんがフラダンスの時のスカートと説明すればイメージしやすいでしょうか。

製作時は熊本のフラダンス専門店にアドバイスを求めて製作をさせて頂きました。
きものリメイクで作ったパウスカートは以下の通りです。

今日当ブログでご紹介させて頂いたようなお手軽な方法で着物→洋服リメイクは可能です。
着物リメイクをお考えならば是非ご気軽にご相談下さい。
以下の専用フォームからお申し込み頂きリメイク用のお着物や帯を拝見できると正確にお答えができます。

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