熊本市現代美術館に行ってきました!
さて、行ってきました!
熊本市現代美術館開催中の
「ファッション―時代を着る展」
鈍い感性ながら面白かったですよ。
そして、世の中には才能が溢れちゃっている人が沢山いるものです。
例えばボルトの走りを別次元として見ているように、この展示会に登場しているデザイナーさんたちは別次元ですね。
今までは前衛的なファッションは「?」だったのですが、時系列で並べられるとファッションの進化の過程では必要な実験だったのかなとも思えました。
個人的に一番面白かったのはパコラバンヌの1969年のドレス
アクリル板と金具で出来ていて布を少しも使っていません。
それと1910年頃のマリアノ・フォルチュニィの「デルフォス」
これをパッと見たときに1900年代初めに生まれたミヤケイッセイの「プリーツプリーズのシリーズの先駆けだな…」なんて思っていたら、展示会の後半でプリーツプリーズが4作品(だっかかな)展示されていて美の普遍性みたいなものを感じました。素材や技法は異なっても両方とも綺麗。
同日に行く予定だった熊本県伝統工芸館の久留米絣展に行くパワーを失うほど見まくりました。本当に勉強になりました。