着物リメイク…バッグ!Bag!バック!
担当:小玉は小さい時喘息持ちでした…。
発作が起きると苦しいんですよね。
成長と共に喘息も収まり、あの日の苦しみを忘れていたのですが、最近どうも咳が出る…。激しく…。
専門の病院に行くと先生から「あっ、喘息ですね」
「!!!!!!!!!」
着物リメイク屋の宿命とも言えるかもしれませんが作業場に漂う経年の着物のほこりが喘息を誘因している大きな因子だと考えられます。
これは必要経費だという事で高性能空気清浄器を無料体験でリースすることにしました。
着物や帯の経年の埃に対してどのくらい効果有りか検証します!
さて、今日は着物リメイクでのバッグの製作実例をご案内します。
上の画像は別注で製作させて頂いているショルダーバッグです。
この商品のデザインは当初お客様のリクエストで製作させて頂いた商品ですが今後レギュラー商品昇格予定です。
続いてはネットショップ上でもレギュラー販売している着物リメイクショルダーバッグです。
当店の着物リメイクの値段についてお話いたします。
同じ商品(例えばショルダーバッグを作るとします)を作る場合でも
(1)上で紹介しているような当店のデザインで製作する、もしくは、型紙をご自身で用意⇒ショルダーバッグの縫製料のみでOK
(2)サンプルを実際にお持ちでサンプルをベースに製作する⇒ショルダーバッグの製図(コピー)代金と縫製料が必要
(3)イメージを形にする(写真からの製作もココに含まれます)では⇒ショルダーバッグのデザイン代金、デザインを元にした製図代金、製作料が必要
ということで全くお値段が異なります。
そして2点ほど注意点ですが…
サンプルをコピーする場合は洋服類よりもバッグ類の方が高額になる傾向があります。
また、サンプルのバッグの生地とお預かりする着物の状態や質が全く異なりお勧めしにくい時も少なくないです。
着物の状態などが千差万別でそれぞれに適応させながら生まれ変わるリメイクを行っていくのが着物リメイク屋の技術だと思います。
あまりイメージを固めすぎるとお預かりするリメイク用の着物や帯生地と全くそぐわない時がとても困るので、着物や帯リメイクの基本は「生地の状態に合わせて」リメイクをするという事だと考えます。
その中でお客様にとって必要なサイズや内ポケットなどの機能・ディテールの要望を落とし込むように製作するほうが着物リメイクとしては正解だと思います。
続いてネットショップ上でご案内してる着物リメイクハンドバッグに関してご案内します。
デザイン的に逆台形というかバケツ型というかそこの幅が小さく、口が広くという形です。
コンパクトなデザインで当店のハンドバッグ製作費で製作可能ですので大変人気のデザインです。
着物の反物の幅を活かしてこのデザインを製作するためには口の部分は大体反物の幅ぐらいで製作する事です。
今日ご案内した着物リメイクバッグはそれぞれ「反物幅」という着物の特性を生かしてリメイク製作したバッグになります。
この考え方は着物リメイクではとても重要だと思います。
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2013年8月9日