着物リメイクブログ@着物リメイク日傘に関していつもいつも綴る注意点

独立をして思う事。
一年一年同じように時間は流れているけれども
仕事での蓄積が出来ると座標軸がシフトする。そんな気がします。
独立から3年間、私達はひたすらに着物リメイクのルーティンを続け、
着物リメイクの知識、技術、経験をゆっくりゆっくりを蓄えていました。
自分たちのスタイルが確立されてくるとマンネリに陥ります。
自分たちでは気づいていないけど多分結構マンネリ化しています。
けど、そのマンネリのある日新たな刺激が加われば次の事、明日の事を考え出す。
着物リメイクの蓄えを土台にそのスキルを活かす道の模索が始まる。
今それがとっても面白いと思うんです。
仕事って一足飛びに事は進まない。私もそれを望んでいない。
仕事におけるバブルは不要。着実に自分の器に応じて広がってくれればいい。
今日も頂いた仕事に感謝しつつ、望む未来を作れるように打ち込みたいと思います。
そうやって一歩づつでいいから社会に貢献できるお店にしたいと思っています。
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今日は着物リメイクの日傘の最重要ポイントとテクニックに関して
着物リメイクのプロからのアドバイスをまとめます。
日傘は難易度の高い着物リメイクですので
過去何度も様々な角度からポイントを書いていますが今日はまとめです。

着物リメイクの日傘を作る時の最大のポイントは生地を見極めるという事です。
まず製作以前のこの第一歩がとても重要です。

単純なイメージでも日傘と言うのは強い張力を要する事を
思い浮かべる事が出来ると思います。
一方タンスに眠ったままのお着物と言うのは保存状態によって
生地の状態にとても大きな幅があります。

着物リメイクで日傘を製作する際は生地の検証がとてもとても重要です。
本当にリメイクするべき着物生地を選びます。

着物リメイクの作り方 生地の見極めが重要

大事なお着物をリメイクするのですから、
この着物生地の見極めや検証という工程はぜひとも重要視して下さい。

着物リメイクと言うと作る事(縫製する事)のみに意識が行きがちですが、
私は着物生地の見極めの経験は縫製技術と同じくらい重要なスキルだと思います。

着物リメイク日傘を製作するための生地に関して言及するなら、
前述の通り日傘には強い張力がかかるので、
絞り、縮緬など着物生地の中でも収縮があるものは避けた方が無難ですし、
生地の見極めに自信が無いなら大島紬や銘仙なども使わない方が良いと思います。

リメイク用生地の張力への見極めと縫製の技術が伴わないと
日傘の骨組みに十分なテンションがかからず仕上がりの少し悪い日傘になります。

その程度ならまだよいですが逆に、
生地の傷みなどに対する理解(物理的なキズなどでは無く劣化に関して)が無く
やみくもに着物リメイク日傘を作ってしまうと生地が破ける、裂けるなども起こります。

当店では「私の着物でも出来ますか?」というお問合せが多いですが、
着物の状態さることながらそれぞれに柄の入り方などが大きく異なりますので、
現物を拝見した方が正確なお答えが出来ます。

さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2014年5月27日
着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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