着物リメイクブログ@振り袖リメイク…そのポイントと作り方
JUGEMテーマ:着物リメイク/古布リフォーム/裂き織り
昨日は久しぶりに午前様の残業…orz
遅くまで仕事をすると異常なテンションになりますね(笑)
正直キツイんですが決して順風満帆とは言えない独立前後の日々がありますから、
今こうして仕事がある状況というのは感謝しないといけないな…と思います。
「苦労は買ってでもしろ」という言葉がありますが
後々その経験は確かに活きると思います。
もう苦労はしたくないと前を向く力になるし、多少の困難が困難じゃなくなる。
キツイなぁ~と思いながらも今日もブログまでたどり着きました。
そして、振り袖のリメイクに関して今日は綴りたいと思います。
振袖はその生地分量の多さと何処を切り取っても絵になる華やかさがあり、
リメイクをする側から見ると面白く、懐が深い素材だと思います。
(ただ、プロから見ると頭を悩ますことが多い素材ですが…)
振袖リメイクにおける特筆事項は
(1)生地分量が多い
(2)柄が多い
(3)生地の質が高い物が多い
という3点が着物リメイク的視点では特徴的です。
それぞれに因数分解して特徴を抑えるリメイクのポイントを綴るならば
(1)の生地分量の多さは過去綴りましたが
女性用アロハシャツが2枚製作可能な程です。
女性用アロハシャツが2枚製作可能な程です。
逆説的に言えば生地を使うアロハが2枚できるという事は
かなりの大きなアイテム(1間のれんなど)が製作できるという事になります。
続いて(2)の柄の多さですが、
この部分は着物リメイクの製作者視点だと割り振りなどで結構頭が痛いのですが、
お客様視点ですと沢山のアイテムの製作が可能であるという事を意味します。
生地も柄も多い振袖はやる気になれば実に沢山の多品種のアイテムを作ることが出来ます。
そして(3)の生地の質の高さですが、これは要注意ポイントです。
絞りや縮緬など扱いの難しい素材も少なくないですので、
その場合は着物リメイクをする製作者の適応力が問われます。
質の高い生地の場合は着物リメイクに精通した
製作者がリメイクしないととっても不安です。
今回お客様には
「日傘」昨日のブログ3枚目の商品
「がま口ポシェット」
「巾着」
「グラニーバッグ(大判)」
とリメイクさせて頂きましたが残布は結構残っています。
振袖のリメイクというのは着物リメイク専業の
私達が見ても難しく手間がかかるリメイクです。
着物リメイク屋の総合力が問われるといっても過言ではない素材の一つかもしれません。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<
私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
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担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!
2014年8月12日
着物リメイクのお店カナタツ商店
「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」
多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!
私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!
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