創業時トライしていた着物リメイクは売れませんでした…orz

古いUSBを整理していたらカナタツ商店創業時の着物リメイク商品を色々目にしました。
私達は着物リメイク作家に付いて百貨店催事周りで下積みをしているのでそのカラーが出るのは当たり前なのですが、創業当時の商品構成は百貨店催事っぽい1点モノ構成をしていたものだと驚きます。

この変化球的な商品構成が仇となって、思いっきりカベにぶちあたりました(笑)。
ネットの中で私たちの経験を活かした着物リメイクを模索することで徐々に軌道修正をして現在の形を作り上げるのですが、今日ご紹介している商品達は現在のカナタツ商店のスタイルでは売りにくいです。正直。

例えば下の画像の持ち手…。
とっても可愛いと思いますが広がりは生みにくいような気がします。
handbag_007a.jpg
次の画像のハンドバッグは酒袋×裂織でかっちり造りこんだバッグですが、古布の酒袋のストックは今や私達に無いですし、着物と帯リメイクメインの今の私達には使用することが無いので超硬い酒袋に対応できるミシンもありません。
こういう商品は「The展示会」という感じがします。

今振り返ってみると着物リメイクに対しての熱量は今も変わりませんが「着物リメイクのスタイルを最初からコレだ!」と決めていたわけでは無く、今の販売スタイルを作り上げるために本当に沢山の、多分日本でも有数と言っていいほどの着物リメイク商品を作ってきました。
その経験に基づいて今では信念を持って自分たちのスタイルを発信しています。
リピーターの数やお客様の声から感じるご満足度の高さから実用面を強く意識した着物リメイクの方向性で間違いがないと私は確信しています。

上の画像は「スラッシュキルト×絣」です。本当に色々な実験的なことをやっていたと思います。
沢山の着物・帯リメイクをしてきたという経験は逆に言うとご相談さえいただければ結構何でも対応ができる。という財産です。
ですから「着物リメイク」という事を考えられたら、まずはご相談いただけると様々なアドバイスが出来ます。
sakiori_005.jpg
例えば、上の画像はなかなか遊びのある裂き織りのポーチですが、着物リメイク屋さんは数多くあれど裂き織りまでマスターしているところってどれほどあるでしょうか?
カナタツ商店の加菜子さんは京都で織りの勉強までしている本格派です。
独立当時最初にマスコミに取り上げて頂いたのはこの裂き織りの技術ですし、生地をフォローするという事でも非常に役に立っています。

また、当ブログの執筆担当:小玉は着物リメイクの中心的雑誌「ハルメク(旧・いきいき)」で初の和装小物のリメイクに関するレシピ提供を行っています。上の画像は櫛をアレンジして製作しています。
着物リメイクはもちろんですが今まで本当に沢山のアイテムのリメイクを行っています。

硬軟取り混ぜて、そして、簡単な物から難易度の高いものまで着物・帯のリメイクをお考えでしたら是非当店にご連絡下さい。

対応力に自信ありの私達の着物リメイクに興味を持たれた方は是非一度リメイクをお考えのお着物や帯を見せて下さい。
現物を拝見しながらですと非常にスムースに打ち合わせが出来ます!


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