着物リメイクブログ@着物リメイク定番商品のご紹介と日本の色に関して

最近のブログは着物リメイク的豆知識を導入にしています。
これが評判が良いので気分が良く今日は何を書こうかな…と考えていたのですが、
今日は日本の色に関して綴りたいと思います。
最近担当:小玉がぶち当たっている謎が「鴨川納戸」という色です。
ある小説に深川納戸と鴨川納戸の色の対比で
江戸の深川納戸は少し沈んでいて鴨川納戸は艶があると書かれていたのが気になって
「納戸」系の色を調べたのですが

■深川納戸

はすぐに分かったのですが「鴨川納戸」が判らない…。
どう検索しても鴨川の納戸付きの家ばかり出てくる…(笑)。
この小説に出てくる「納戸」をざっとあげるとと上記以外にも…
相生納戸、花納戸、橋立納戸、幸納戸、隅田納戸、
鉄納戸、藤納戸、深山納戸、大内納戸…
とざっとこの通り…
さらに鉄納戸がちょっと濃くなると吾妻花田。
橋立納戸と烏羽鼠が似てる。とか。もう何が何だか…(笑)。
この納戸という色は呉服を商うと実によく出てくる色なんですが
(現在は廃れた色もあるようで調べがつかない色もありますが)
今まで全く知らなかった色もあって今後新しい蓄積にしていかないといけないですね。
ここで豆知識。
■高麗納戸
という色があります。私はこの色は朝鮮半島の何かが由来だと思っていたのですが
言われは役者の四世松本幸四郎が「鈴々森」で長兵衛の合羽に用いた事によるそうです。
色名の「高麗」は、彼の屋号の「高麗屋」から来ています。
ひとつのひっかかりから調べてみると面白いですね。
日本の柄や色は役者にちなんだものが少なくないのでこの話も後日。
さて今日は当店の着物や帯のリメイクの定番商品に関してご紹介します。
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人気があるアイテムをご紹介したいと思いますが、
上の画像は着物リメイクのハンチング帽子です。
男性の方に特に人気のあるアイテムです。
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シンプルなショルダーバッグも着物リメイク・帯リメイク問わず人気のアイテムです。
手ごろな値段で製作可能ですので形見分けなどにも良いアイテムです。
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帯リメイクで人気があるのはがま口類です。
上の画像、下の画像でそれぞれ紹介していますが、
印鑑ケースやがま口のミニバッグなども引き合いの多いアイテムです。
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毎日綴る冒頭の呉服屋さん的普遍的な知識と
最先端のミシンやアイロン類の物理的な道具と
実例でご紹介する経験で培った着物リメイクスキルが私達の大きな武器です。

さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!

着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。

私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!

2015年1月6日
着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」

多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!

私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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