着物や帯でバッグを作るなら、このポイントを抑えると仕上がりアップ!

カナタツ商店では直線的で縦長や横長なバッグ等が多いですがそのお話を綴ります。

今日の画像はいずれも帯リメイクの事例ですが振袖、留袖、訪問着などからのリメイクでバッグ類を製作する場合は横長よりも縦長でリメイクした方が見栄えが良くなるように感じる事が多いです。

理由は「反物の幅」
約30センチ強の反物を縫い合わせて1枚の絵画の様に柄が描かれているのが上記の振袖、留袖、訪問着などです。
この反物を柄の良い部分を取り出してリメイクをしていくわけですから横幅を30センチ程度で使うと柄が非常に活きます。

上の画像はお客様のご了承を得て、あえて帯を横向きに使用したハンドバッグ。
下の画像は柄を活かしつつ帯の柄を縦向きに使用したトートバッグです。
ともに帯から製作していますが、「反物幅」「柄を活かす」というキーワード(制約ともいえるかもしれません)を強く意識してリメイクをしています。

過去のブログで何度も綴っていますが帯や着物リメイクの最重要ポイントは作りたいもののイメージを固めすぎて「デザインありき」で生地に無理をさせない事。
逆に言えば「着物ありき」で着物の状態や柄からリメイクを考える事です。

このポイントを意識すると仕上がりは格段に変わってくると思います。

さて、今日のブログの様に私達には着物リメイク/帯リメイクの為の蓄積があります。
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