着物リフォームブログ@着物リメイクのペンケースとグラニーバッグの作り方と考え方

JUGEMテーマ:着物リメイク/古布リフォーム/裂き織り
本日は3.11。
私達も14時46分にはささやかながら黙とうをさせて頂きました。
購読している新聞でそれぞれの家族の物語が掲載されていました。
未曽有の出来事をひとくくりで考えてしまいがちだけど、
市井の人々のそれぞれの出来事だと再確認。
家族を失った人たちの言葉に涙が出ました。
生きていること、家族が元気なこと、それだけで十分な事なんだと思います。
日本人として今日は「生きる」という事を考える日ですね。
私が出来る事は私の選んだこの仕事を普及させるようこうして仕事に取り組むだけです。
だから今日もいつものようにブログを綴ります。
本日は着物リメイクに関して。
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上の画像の商品は洋服を作った後の残布で作ったペンケース型ポーチです。
以前ブログに乗せていたので時々リメイクのご相談があります。
既製品の規格のファスナーを使用する事を条件に結構安価で製作可能です。
ご希望の方はお気軽にご相談ください。
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上の画像はグラニーバッグです。
柄が横向きでもさほど問題が無いならば、
反物の幅を活かして生地を横向きに使って
着物リメイクグラニーバッグを作ると非常にバランスよく仕上がります。
「反物幅で仕上げる」というのがこのデザインのグラニーバッグ
一つの大きなポイントになります。
しかしながら、柄を横にすると明らかにおかしい、柄が寝てしまう着物に関しては、
(例えば、振袖、留袖、訪問着、大柄な小紋など)生地を縦に使い、左右に継ぎを入れて、
柄が収まるように工夫して前述のグラニーバッグよりもワンサイズ程大きく仕上げます。
これは私たちの着物リメイクの基本的な考え方になっている
「柄を活かす」という事を最大限実現するためです。
今日のブログに出てきた「反物幅を活かす」という事を考えているか否かが
着物リメイク専門店では非常に大事だと思っています。
型紙から何かを作るだけならば多少の心得があれば、
着物に精通していなくても形にすることはできます。
しかし「反物の幅」という制約が生まれたときにその条件を逆手に取って
より良い商品に変えていくことが着物リメイク専門店には求められていると思いますし、
お客様にはそういうアドバイスをしなければならないと思っています。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
>カナタツ商店に着物/帯を見せてアドバイスしてもらう<
私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
ご相談は今すぐ⇒096-285-6621まで
担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!
2014年3月11日
着物リメイクのお店カナタツ商店


「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」
多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!
私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!

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