着物リメイクブログ@カナタツ商店の定番!ショルダーバッグとグラニーバッグ
JUGEMテーマ:着物リメイク/古布リフォーム/裂き織り
本日某紙の取材を受けてきました。
着物リメイクという小さな業界を取り上げて下さる事がとても嬉しく、
また、業界人としては「着物リメイク」という普及しているとは言い難い
タンスの着物を活かす術を広めるお手伝いを出来ればと思っています。
現在の着物リメイクの業界を俯瞰してみた時に
業界人がすべきことはもっともっと着物リメイクのノウハウや情報を発信して
着物リメイクのすそ野を広げる努力をする必要だと感じています。
表層的に着物生地や帯生地を使う事が多少目新しく
それで「作家」や「デザイナー」を気取れる時代は終わったと思います。
着物文化の衰退とともにリメイクという手法が普及しました。
歴史的に見ても着物とはそもそも再加工されていて、
リメイクは思い入れある着物の活用方法として必然の流れです。
必然的な流れの中で静かに普及した着物リメイク。
次はそのすそ野を広げる事で自分たちの価値を上げる。
今、着物リメイクで仕事をするものはその視点が必要な気がします。
と、現在の着物リメイク業界について考えた後は
当店の定番のリメイク商品を今日はご紹介します。
上の画像は当店が創業時から人気のショルダーバッグです。
この商品の最大のポイントは横幅を反物幅から逆算してデザインしているところです。
私は当ブログで常々綴っていますが、
着物や帯のリメイクの最大のポイントは
「反物幅」を逆手に取るという事だと思っています。
デザインに着物や帯をはめ込むように生地を使うのではなく、
着物や帯の反物幅や柄の入り方を活かすように作るもの、リメイクするものを決める。
これが着物リメイクを仕上がり良く行うコツです。
上のグラニーバッグも然り。
このグラニーバッグは反物を横にすることで制作しています。
ですので、柄に上下があるものは作り方を変えますが、
この画像のような柄ならば横にしても全く影響はしません。
むしろ、不要な継ぎなどが入ることなく仕上がりが良いと思います。
着物リメイクの第一歩。
それは「反物幅」という制約への意識かもしれません。
さて、着物リメイクをお考えの方にアドバイス!
着物や帯それぞれで制作の方法も異なりますので
一度お持ちのお着物や帯を見せていただければリメイクの助言をさせて頂きます。
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私達カナタツ商店の強みは古い着物に対する知識です。
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担当:小玉が電話の前でお待ちしています!!
2014年6月20日
着物リメイクのお店カナタツ商店
「その着物、リメイク前にきちんと生地を検証しましたか??」
多少の縫製の技術があれば専門店以外でも形にすることは出来るかもしれませんが、
長くご使用されるためには着物や帯の生地の検証が非常に重要です。
(タンスの中にしまいっぱなしの着物や
骨董市などで販売されている古い着物や帯には生地が弱くなっているものがあります)
長く使える着物リメイク商品を製作するためには必ずプロのアドバイスが必要です!
私達は古い着物/帯からのリメイクを専門に仕事をしています。
タンスの中に着物や帯が眠っている方はお気軽に今すぐご相談ください!
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