呉服業界も経験して現在は着物リメイクをしているので
こういう話は知っていても業界的な不文律として詳しく

外部に話さない方が良いだろうと判断して
ブログやホームページには書きませんでしたが、

ネット上どころかあっさりと新聞に出てました。

しかも経済新聞や業界新聞などではなく一般紙。
熊本では圧倒的なシェアを誇る熊本日日新聞の５月２６日夕刊にて

上記の会社は業界で最も有名ですので違うと思いますが、私の経験上、
基本的に「お宅のいらない着物は弊社もいらない」というスタンスで
買取金額を査定してくるので箪笥に眠る「中途半端」な着物って本当にお金になりません。
（着物箪笥一竿分ででもコーヒー代程度なんてこともありました）

これは読み手に注意が必要な書き方ですが、
「買い取り価格　粗利８０％」と書かれると
お客様はリサイクル着物店で売っている価格の「２割」程度で

引き取ってくれると考えそうですが、
それは非常に稀な事だと思いますし、

実際は前述の通りトホホ…な買い取り価格というのが現実だと思います。

記事に取り上げられている会社が文面通り、
販売価格が新品時の「１０分の１」～「５分の１」で販売していて、
買取価格はその販売価格の「１割」～「２割」ならばかなり良心的だと思います。
（この時点で着物の買取価格は着物を購入された時の価格の１％～４％と計算できますが、これは着物買取業者としてはかなり良心的（超々良心的）だと思います。）

今では着物買取業者乱立の様相を呈していますが是非信頼できる業者にご依頼下さい。そして、「着物買取価格に納得」できない時、思っていた価格より随分と安かった時は着物リメイクという選択肢をご検討下さい。

 

着物リメイクのお店カナタツ商店