昨日は泣きました。
お客様から頂いた私たちの作った商品への感想と私たちへのメール。

文面を披露することは出来ませんが、法事の返礼品としてお母様の形見の着物で小物を作らせて頂いた方で、法事に参加された方の感想と私達への言葉が綴られていました。
カナコさん号泣の画をアップしたかったのですが本人から強烈なＮＧが出たので割愛しますが、メールといえど納品までやりとりをさせて頂いているので、その人のお人柄や行間から伝わる想いって見えないようで伝わります。

ありがたいお言葉に胸が熱くなります。

カナタツ商店を立ち上げて自分の仕事への意識、世の中への意識が大きく変化していくのが判ります。
今は、このリメイク稼業は私たちの天職なのだろうと思います。

この仕事を通して出会う皆様に本当に感謝です。
さて、今日のタイトルの通りアパレル業界・ファッション業界の皆様には勉強・後学の為の非常に良い企画が熊本で開催中です。
まずは熊本県伝統工芸館で開催中は…
２０１０年６月２４日（金）～７月１０日（日）

「糸が織りなす美　久留米絣展」
絣の歴史的な部分はカナタツ商店のページにも書いていますが現物を見るのは勉強になります。
現物を見る・触れる、そして特性をつかむというのは本当に大きな引き出しになります。
下で紹介する展示会で登場する山本耀司さんなどは絞りや友禅など日本の伝統的な技法を採り入れた作品も発表しています。今回は展示があるのかな…？

続いて熊本市現代美術館では…
2010年6月25日（土）～2011年9月4日（日）

個人的には非常に興味深い企画です。
「ファッション時代を着る展」は「ファッションの「王道」を過去から未来へとたどる展覧会」だそうです。
カナタツ商店ではお客様に分かり易い様にネット上に基本形をアップして、多少のアレンジでご注文いただくスタイルですが、カナタツ商店立ち上げ前は古布や骨董品を素材に「作品」を作るという事が本業でしたので、勉強させていただきます！
（今でも伊勢丹などの百貨店催事には作品を出しています）
両方ともまとめて行けるので今週日曜日に行こうかな…と思っています。